その日は故プロレスラー三沢光晴選手の命日(1周忌)、友人と3人で勝手に偲ぶ会を開こうと食事をすることになり、とある店に入りました。
そこの店先で出迎えてくれたのは・・・この方!!
立派な立ち姿?にニヤニヤしながら店内に入ると、レフェリーのコスチュームのウェイターさん(もしかすると店長?)がゲートに誘導してくれます。そして「お客さんリングインです!」とアナウンス放送とともにゴングが打ち鳴らされました。俄然テンションが上がります。ケロちゃん(※注1)でなくて少し残念
席について目についたのはグラスを置くコースター、名台詞(※注2)が印刷されています。
廻りを見渡すと、様々な写真が壁という壁にかけられており、そのほとんどが懐かしさを感じるものでした。
私の目の前にはこの方の写真も→
ただ、身長2m09cmのジャイアントな人の写真は目につきませんでしたwww
さあファーストドリンクは何を頼もうかとメニューを開いて真っ先に目についたのは、その名も「流血場外乱闘」迷うことなく頼みました。
なぜ?店内にはBGMでボンバイエなテーマ曲が永久ループで流れていて、いくつかあるモニターでは店のキャラクターの人とインド出身の「虎」と呼ばれる男との試合がこれまた永久ループでロープ際でのコブラクロー(※注3)→エプロン→場外への見事な流れが再現されていたので流血場外乱闘な気分になりました。
しかし運ばれて一口・・・なんだこれは!!!
あわててメニューを見返し良く見ると、なんと≪タバスコたっぷり≫の文字がorzどうりで辛い訳です。
気を取り直してフードメニューへ移行したのですが、そちらの注文は友人任せ、何を頼んだのか分かりません。運ばれてきたのはトグロを巻いたソーセージ(※注4)、餃子(後述)、サラダ(※注5)等でなかなかイケそうな感じです。なかでもサラダは店員さんの掛け声に併せて
『イーチッ!ニィーーッ!!サァーーーンッ!!!サラダーーーーッ!!!!』と拳を突き上げてから頂くのが慣わしとのこと(※注6)
30代半ばの毒男(※注7)3人ですが、もちろん恥ずかしげもなく拳を突き上げ叫んできました。
1時間ほど経って(BGMと映像は変化なし)餃子にだれも手をつけていないことに気付き、なんで食べないのか訪ねたのですが何とも曖昧な返事ばかり、まぁいいかと一つ目を口に入れると!!!!またしても口中に激しい刺激!!
ドリンクに続きメニューを見返すと≪ロシアンルーレット餃子≫
メニューの解説によると、どうやら一発目で戦士に選ばれたようです・・・・とにかく辛かったです。
そんなこんなで偲ぶ会なのにライバル的な店で友人たちを楽しませる(一方的に笑われた?)ことに満足し、店をあとにしました。元気があれば何でも飲めて食べられるようです。
他にも個性的なメニューがあるようです。プロレスが好きな方もそうでない方も、気になった方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
この日の前日、三沢選手の後輩レスラー デンジャラスなK氏が「麺じゃらすK」(※注8)というラーメン屋をオープンしたようなので、次はそこを訪れたいと思います。
※注1:かつてNJPWでリングアナウンサー務めていた方の愛称。2006年退団。
※注2:引退試合後のマイクスピーチ、モノマネする人多数。
※注3:虎の人の得意技、素人はマネしてはいけません。
※注4:コブラ・ツイスト
※注5:シャカシャカ1・2・3・サラダーッ!!
※注6:注文する度に行われる儀式。これがやりたくて何度も注文する人もるそうです。
※注7:独身男性の意
※注8:唐揚げとラーメンのお店 先日AJPWからの退団発表したK.S選手が訪れた際はK氏本人がラーメンをつくっていたそうです。