「ハンギングフラワーを持ち寄ってみんなで楽しもう!」という企画を始めて今年で3回目を迎える。   e4bc9ae7a4be-0075                                                                                                 2004年に全国で景観法が制定され、私が住む市でも来年1月に景観条例が公布されるという事で景観に対する関心が高まってきている。 そんな中、地域で5年後、10年後と景観をより良くするためのアイデアを出さなくてはいけなくなった。 派手な看板で溢れる繁華街ならともかく、まことちゃんハウスのような外壁塗装の家もない住宅地で景観をより良くするにはどうしたらいいか、さっぱり見当もつかず┐(‘~`;)┌    とっさの思いつきで「花で街を彩りましょう!」 と言ってしまった。言ってしまってから、慌てて頭の中であらゆる事態を想定してイメージしてみた。予算はどうする?維持管理にかかるマンパワーはどうやって確保する?言ったからには、最後までメンテナンスしないといけない・・・う~ん だめだめ! シミ・しわだらけになってしまう・・・?!               「え~っとですね・・・皆さまからハンギングフラワーを2週間お借りして、広場のフェンスに飾って楽しみましょう! 搬入・搬出は、各自でお願いし、期間中の管理も情報を交換しながら楽しく各自でやって頂きましょう。。。。。(;´Д`A “`汗 」    開催期間前後は、それぞれの玄関周りに飾る訳だからお金も手間もかけずして街に花が増えるという計画だ!          名づけて「フラワーフェスティバルヾ(✿ฺ^▽^✿ฺ)ノ 」    関係各方面に了解を得て、取り敢えず手探りの状態でGO!!!

e3838fe383b3e382aee383b3e382b0e38390e382b9e382b1e38383e38388-0203初回から50鉢ほど集まった。 感動した! フェンスに並べて掛けられた花は、風に揺れてなかなかきれいなものである。地植えに比べ、水枯れしやすく、風当りも強い厳しい環境の中でそれぞれの花が主張し、美しさを競っている。一年草は、季節の訪れを感じさせ、華やかで存在感があり、足を停めて思わず見とれてしまう。 宿根草は、控えめな美しさで まわりの風景に溶け込み、まさに小さなイングリッシュ・ガーデンである。  脇を固めるカラーリーフ・アイビーやハーブ類などで奥行きや立体感、質感が出てくる。重要なアイテムだ。                                                   一口に‘バスケットに花を植え込む’といっても花の選び方、植え方                                     によって、随分表情が違ってくるものだ。 それぞれの個性が光る!!!                                                    cimg1383男性が植え込んだグリーンリーフだけのバスケットにはびっくりした。 斬新で大胆かつ想定外!  花のないのもありなんだ・・・!楽しい!                                                                                                                                                                                                                                                                                     2回目にはリース型も登場した。e4bc9ae7a4be-026クリスマスだけでは勿体ない。冬以外も季節の花を植え込むとこんなにも華やかになるんだ。e3838fe383b3e382aee383b3e382b0e38390e382b9e382b1e38383e38388-001

多肉植物オンリーで作ったものもマニアックでおもしろい・・・(゚∇^d) グッ!!

e4bc9ae7a4be-020                    cimg1386           住宅地の中心といえども、日頃それほど人通りが多いとはいえないが、この期間中ばかりは人が増える気がする。知らない人同士で花談義をしている。通りがかった人から気軽に話しかけられる。花には不思議なコミュニケーション力があるようだ。始めた頃は、盗難や落下が心配で、毎晩夜回りをしたものだが、善意の花を盗る人もなく、また、重量があるので、落下の心配もない事が分かった。ただ、水が足りない花がでてくるので、ジョウロ片手の夜の散歩は欠かせない。この時ばかりは2週間が長く感じられる。 2週間にしたのは、これ以上だと徒長したり、枯れ始めたりできれいな状態が保てなくなるからである。きれいな花も枯れれば見苦しくなってしまう。もっと長く飾りましょう!年2、3回やりましょう・・・等々、お声があるうちが花である。 かくして第3回も好評のうちに無事終了。 e4bc9ae7a4be-0022      e4bc9ae7a4be-0033

次回は、桜の前の早春3月かな・・                                                                                                                                      それでは皆さま、しばしきれいな花達をお楽しみ下さい。ヾ(✿ฺ^▽^✿ฺ)ノ