今回の旅は観光地で有名なインドネシアのバリ島の隣の島、20数年前の独身時代に何度か足を運んだロンボク島です。
成田から出発しバリ島で1泊。翌日飛行機でロンボク島へ移動、ホテルから迎えの車に乗り込み、宿泊するグルプクという町へ向かう。
A 荷物が多いので別の車

B 国内線移動

以前は漁村でホテルはもちろん街そのものがなかったが、今では数軒のホテルとレストランが出来ていた。
そこでの1日はイスラム圏である為、日の出前の朝5時にムスクから流れる大音量のアーザン(コーランのお知らせ)で起こされる。
因みにインドネシアは赤道直下の為、多少のずれはありますが、日の出が6時、日の入り18時です。(日本の様に季節で日の出・日の入りが大きく変わる事はありません)
さて起きてしまうので暗いうちから海に行く準備をしてジュクン(小舟)に乗り込み沖へ移動。毎日、船上で日の出を見る事に。

 約3時間沖合で波乗りで楽しんでホテルに戻り軽く水シャワーを浴び、ホテルに隣接しているカフェで朝食をとるのが朝9時半前後。ホテルの宿泊者にセットの朝食は、インドネシアスタイルのご飯か焼きそばもしくはパンケーキかトーストが選択でき自分はいつもミゴレン(インドネシアの焼きそば)とビールを注文。ミゴレンの理由は簡単、ビールのつまみに一番合うので。
普段日本では時間をかけない朝食ですが、水の代わりにビールを呑み会話しながらの朝食は2時間弱。そんな感じで食後のテーブルは空瓶で埋め尽くされます。

E ホテルのレストラン F レストランからの眺め G 朝ごはん H 食後の空き瓶

 食後は各々部屋に戻って昼寝をしたり、街を散歩したり。街といっても舗装もされていない道を10分も歩けば街の端。日中の熱い日差しの下で少ないお店を覗いていっても1時間もかからず散歩も終了。ある日、目立つBAKERYの看板に惹かれて路地を探検気分で進んで行くと海辺の近くに1軒のお店を発見。
興味本位でピザを注文し、ビールを呑みながら待つ事に。インドネシアののんびりスタイルと熱さで半分が寝ながら待ち。そして出てきたのが1時間弱・・・なんと本格的なピザ、味も美味しい。これにはびっくりしました。

I 昼間は人通りが殆どない J お店の看板 K 探検気分で路地裏へ L 路地裏で発見したお店 M 本格的なピザ

 そして15時頃にまた海に入り、3時間。疲れ切ってホテルに戻りシャワーを浴び、他にこれといったお店も無く毎晩同じレストランでメニューにはワイン他色々なアルコールが書かれているが、実際はビールしか置いていないので仕方なく何本もビールを呑む事に。
パスタとピザが美味しかったので食事は飽きる事なかったが、インドネシアの田舎町で洋食ばかり食べる事になるとは、思ってもいませんでした。

O パスタ P 夜もピザ Q カレー

 そんな感じで毎日21時過ぎには就寝。海にいるか、呑んでいるか、寝ているか。普段の生活と全く違い、小さい商店と海しかない街でしたが、このサイクルを毎日、健康的にストレスフリーで贅沢な時間を過ごせた旅。
今回の旅は6人でしたが、いつも自分の日程に合わせてくれる仲間と家族に感謝です。
今回泊まったホテルは目の前がボート乗り場