配筋状況・・
扉が入る部分を避け、鉄筋を組んでいきます。
鉄筋に所々付いている円形の物は、スペーサーと言うコンクリートを打設する時にこれ以上の厚さが必要だと示すものです。
鉄筋溶接状況・・
鉄筋同士を溶接します。この時強い光が発生するので保護具を使用します。
コンクリート打設状況・・
型枠を組んでからコンクリートを流し込んでいきます。この時振動を与えたりして隙間がなくなるようにします。
無収縮モルタル圧入状況・・
グラウトとも呼ばれる材料で既存部と今回打設したコンクリートの隙間を埋めています。
モルタルはひび割れ等 のデメリットがありますが、丈夫で構造上重要な部分にも使えるのが無収縮モルタルです。
配筋状況・・
旧給食室内を事務センター、用務員室、女子更衣室、ワゴン室に分けるため、ここには耐震壁を造っています。耐震壁奥側が事務センター、用務員室。手前側が女子更衣室、ワゴン室になります。
コンクリート打設状況・・
ここの型枠は今回の中では大きい物だと思います。上から打設するにはかなり高さと幅があるので足場を組んで作業します。
掘削状況・・
重機を校舎内に入れ、深さ約1.8mほど正方形に掘削します。
エレベータピットとは、エレベーターが最下階に停止した時の床面から、その下のコンクリート面までの空間の事です。
土止め状況・・
土が崩れないように板などで抑え込みます。山を削ったり杭工事を行う時にも更に強い材料で同じような方法を使います。
捨てコンクリート打設状況・・
捨てコンクリートを打設することで、その上に墨出し(図面の情報を現場に書く)が出来ます。
配筋状況・・
捨てコンクリートの上に配筋していきます。鉄筋の下にあるのは鉄筋を決まった高さに固定しておくためのブロックです。
耐圧盤コンクリート打設状況・・
耐圧盤コンクリートは建物を支えるため、通常のスラブ(床を支えるコンクリート)より鉄筋が多く太くされていて、厚さがあります。
立ち上がりスラブ コンクリート打設状況・・
型枠を組立て、コンクリートを打設していきます。内側から型枠を支えるため、耐圧盤とは別に施工しています。
ブレース施工状況・・
工事看板に書いてあるスパイラル筋とは、継ぎ手の無いように造られた鉄筋コンクリート造に使われる鉄筋で、通常の帯筋(主筋に巻いてある鉄筋)より地震に強いとされていて工期を短く出来ます。
型枠組立状況・・
配筋した箇所に型枠を組立て、無収縮モルタルを打設します。
型枠解体状況・・
無収縮モルタルが固まったら型枠を外していきます。
OA床施工状況・・
既存の床の上に新たな床を作り、二つの床の間にできた空間に配線等を隠せるようになります。ブレース塗装状況・・
職員室のブレースは図書室とは違い、このまま露出するので塗装を施しています。
ボード貼り施工状況・・
天井の穴のあいたボードには音を響きにくくする効果があります。既存の天井より低くなっていますが、ボード裏に配線や空調の配管を隠しています。
レベラー打設状況・・
レベラーとは少し手を加えるだけで、材料自体が自然と水平になってくれます。
打設してから数時間で歩行する事が可能になるほど時間がかからない事も特徴です。
スクールパーテーション取り付け状況・・
スクールパーテーションは教育施設などの教室と廊下を分ける間仕切りで、学校間仕切りとも呼ばれます。
掲示クロス施工状況・・
弾力性があり復元性が高いので画鋲等を刺しても跡が目立ちにくいクロスです。
長尺シート施工状況・・
のりを塗ってから少し大きめに長尺シートを貼り付け、その場で柱の形などに合わせて切ります。耐久性が高く防滑性や遮音性にも優れていて、汚れにくいのが特徴です。
シーリング施工状況・・
防水性、気密性、柔軟性を上げます。コンクリート等と他の材料の隙間に使うことで地震などでお互いにダメージが入るのを防ぎます。
レベラー打設状況・・
教室と同じように、廊下にもレベラーを打設していきます。教室内に入らないよう床が下がっている場所は板で押さえておきます。
長尺シート施工状況・・
廊下にも長尺シートを貼ります。職人さんの足場を残すため半分ずつ貼ります。
天井ボード施工状況・・
天井に取り付けられた軽量鉄骨にボードを固定していきます。材料を並べればピッタリと言う事は無いので、柱などに合わせて加工します。
解体状況・・
既存の黒板や家具を取り外し、天井のボード等も解体していきます。
ボード貼り状況・・
この段差は音楽室のステージです。
後ろのボードの一部が違う材料になっていますが、スピーカーを固定するための下地です。
断熱材施工状況・・
断熱材を天井に固定した軽量鉄骨の上に敷き詰めています。鉱石から出来た繊維のマットで、ロックウールと言います。
ブレースボード施工状況・・
3階の耐震ブレースは壁の中に隠れるようボードを貼ります。今貼っているのは二枚ボードを貼る内の内側のボードです。
小上がり土台施工状況・・
ブレース奥には畳スペースを造るので、大工さんが小上がりの土台を組んでいます。小上がりとは、段差で区切られたスペースの事です。
配線、配管状況・・
理科室は各実験台にガス栓や水道が付いているのでかなり配管などが多くなっています。立ち上がっている管は、これから木材で床を作り、その上に実験台などが固定されるので予めその高さまで伸びています。
床面組立状況・・
大工さんに床を支える土台部分を造ってもらい、そこに床板を固定しています。
立ち上がっていた配管等は先端が少し出るくらいまで埋まりました。
ボード施工状況・・
こちらが黒板ができる教室の前方になります。壁から伸びている黄色いカバーのついたものは、黒板を取り付けるための金物です。
理科準備室 ボード施工状況・・
ここは薬品や実験道具をしまう理科準備室になります。あまりスペースがないので作業が少しやりにくいと思います。
軽量鉄骨組立状況・・
夏に耐震壁で二つに分けた旧給食室を更に分けて、写真で見て手前から事務センター、用務員室。
耐震壁奥が女子更衣室、ワゴン室になります。この写真では事務センターと用務員室を分ける壁などを組み始めているところです。
ボード施工状況・・
この壁はワゴン室と女子更衣室間の壁です。ワゴン室は夏休み明けに使用する部屋だったので、そちら側は先に仕上げてあります。
吊り金具取付状況・・
天井材や照明を吊り下げている金具を取り付けています。1本ずつ手作業で天井に取り付けます。
(部屋が繋がっていたためまとめています。下の写真は男子更衣室)
軽量鉄骨組立状況・・
鉄骨に囲まれている場所にはシャワーユニットが入ります。(上:相談室 下:男子更衣室)
床板施工状況・・
相談室、男子更衣室も床の高さを上げます。(写真は男子更衣室)
VOC検査・・
塗料等から発生する揮発性有機化合物が人体に害を与えるほどではないか、過ごしやすい環境になっているか調べます。
揮発性有機化合物には香水や動物等から放たれる匂い物質も含まれます。
既存床研磨、塗装状況・・
木材床を研磨していきます。陰になって分かりにくいですが、右端の少し色の濃い場所が研磨後です。
研磨を一度行うだけでもかなり綺麗になります。粉塵が酷く舞うので防塵マスク必須です。
今回は3回研磨を行い、最後に塗装していきます。傷や汚れに強くなります。
写真奥のように配線等がある場合は穴をあけて通します。
場所によって長さの違うローラーや、筆を使い分けて塗っていきます。
数回作業を重ねることで下地が透けたりする事を防ぎます。
OA床施工状況・・
職員室と同じく土台を造り床板をはめます。
白い土台の上には、床板の角をはめられるようになっています。
床タイル施工状況・・
接着材を塗り、タイルを敷きます。工程はほぼ長尺シートと変わりません。
巾木施工状況・・
ほぼ全ての部屋に施工しているソフト巾木と言う貼り付けるタイプの巾木です。
貼る時にバーナーで少し温めると材料が柔らかくなり施工しやすくなります。
長尺シート施工状況・・
他の部屋と違い、薬剤に強い長尺シートを施工しています。
理科室は配管等が多いので、穴をあける箇所が多めです。
鉄骨取付状況・・
エレベーターシャフト内に鉄骨を施工しています。既に横方向の鉄骨は施工済みですが、今回は縦方向の鉄骨を施工します。
無収縮モルタル圧入状況・・
鉄骨の下部分に無収縮モルタルで土台を施工します。
鉄骨の上下についている床と平行な鋼板はベースプレートと呼ばれるコンクリート部分と鉄骨柱を繋げる役目があります。
看板取付状況・・
各教室の看板を取り付けています。最近の物はイラストもついていて分かりやすく可愛らしい印象です。
転圧状況・・
掘削して入れた砕石に上から圧力をかけて地面を強固にします。
配筋状況・・
壁にアンカーを打ち、鉄筋を固定します。写真は鉄筋の間隔を測っているところです。
コンクリート打設状況・・
車が近くまで来られないので、1輪車を使って近くまで生コンクリートを運びます。 刷毛引き仕上げ施工状況・・
刷毛引き仕上げとは、箒ではいた様な模様をつける仕上げです。実際に刷毛などで模様を付けます。
雨が降っていても滑りにくいメリットがあります。溝があるため埃がたまりやすいデメリットもあります。昇降口スロープ施工状況・・
一番上の部分が室内床と高さが合うように固定します。薄いとはいえ、鉄板なので運ぶ時に一人だと少し大変です。
エレベーターかご組立・・
エレベーターの扉に機器の動力が伝わっていない状態で扉を開く機会があったのですが、動きはなめらかなのに少し重たいと感じました。
このエレベーターは750㎏まで積載可能で、定員は11名です。学校では給食の台車を運ぶ時などに使われます。
フェンス施工状況・・
室外機廻りにフェンスを設置しています。児童が接近した際のけが防止のためです。
駐車スペース ライン施工状況・・
地面にラインを引くので、かなり細かくアスファルトの表面についた砂や木くずをほうきで清掃します。
ひいてからすぐに硬化するので飛んだりしたものはハンマーとノミのような道具で砕いたりして剝がします。