Tビル新築工事
- 発注者
- T T
- 施工年月
- 2008年08月
- 竣工年月
- 2009年03月
- 所在地
- 川崎市高津区
- 用途
- 共同住宅
- 構造・規模
- RC4階建
- 延床面積
- 608㎡
- 設計事務所
- 一級建築士 伊藤紀久夫
「石状吹付け状況」
「石状吹付け作業」
（平成21年3月6日エントランス・EVホール）石状吹付けは、壁に塗料を吹付けた後、乾燥すると石状のタイルを貼り付けたような仕上がりになります。ムラの無いよう均等に吹付けを行っていきます。目地部分は先に塗装しておき（写真黒色部分）、吹付ける際塗料がかからないようにして出します。又、周囲の仕上部分を汚さないように予め養生をして作業を行います。
「長尺シート貼り作業」
（平成21年3月19日廊下）廊下床面に長尺シートを貼り付けている写真です。床面の埃、汚れを清掃し接着剤を櫛目ごてでムラなく塗布します。貼付けは貼付け方向を正しく取り、空気溜まりを押し出しながら隙間なく貼付けます。接着剤には日光や雨に強いエポキシ系のものを使用しています。継目の部分は溝切りを行い、溶接棒を溶融し、余盛りができる程度に加圧しながら溶接します。溶接完了後、床面と同一になるようにカットして仕上げます。
「全景」
（平成21年3月23日）建物のほぼ全ての工事が完了しました。この後、行政検査、消防検査、施主検査を受け、平成21年3月19日に引渡しを完了しました。
内装工事
「内装工事」
平成21年2月4日貼り付けるボードに凹凸があるとクロスにでてしまう為、へこみ、ヒビ等ある箇所にパテ処理を施してからクロスを貼ります。 後々クロスが剥がれてしまわないよう、密着させてゆきます。使用する材料は全てF☆☆☆☆適合品を使用しています。（F☆☆☆☆Fフォースター）は、JIS工場で生産されるJIS製品に表示することが義務づけられている、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマークです。）
「防水工事」
平成21年2月17日屋上でのシート防水作業です。 曲線を描くような屋根の上での作業なので転倒、転落事故の起きないよう親綱を張って作業を行います。 建物内で雨漏り、結露が起きないよう、隙間無くシートを貼り付けます。 シートの仕様は「ベストプルーフシャネツ仕様」と呼ばれる仕様で、日射を約70％反射させ、より躯体の熱変動、蓄熱を少なくし、建物を保護します。
「全景」
平成21年2月28日 外部の足場を解体し、建物の外観がはっきりと確認できるようになりました。 今後の現場での作業は、竣工に向けて外構工事、建物内部での仕上げ工事が主になっていきます。
外壁タイル工事
「タイル工事」
平成21年1月12日2階バルコニー「外壁タイル貼り作」建物の外観を左右するので、ゆがみ、角度にずれが生じていないか慎重にタイルを貼り付けます。 又、タイルが剥がれてしまわないよう確実に下地に密着させてゆきます。 照明や給気口などの取り合いはタイル屋さんがタイルをカットし調整します。
「内装工事」
平成21年1月24日 4階天井・梁にウレタン断熱剤を天井に吹付けている作業です。損失や経年変化により断熱性能が低下する事がありません。 作業中、作業直後はガスが発生している為、火気の使用は厳禁となります。 吹付け後、規定の長さのピンを刺して厚さを確認します。
「鉄骨工事」
平成21年1月26日サイズが大きい為、道路からクレーンでH鋼を吊り上げ、サッシ開口から引き込み建物の中へ取り込みます。非常に危険な作業の為、作業前の打ち合わせ、準備等念入りに行い、確実に鉄骨を固定し、落下事故が起こらないよう慎重に作業します。このH鋼は4階ロフトの梁としての役割を果たしています。
