「完成のお清め」
7/7(火)に行政検査を受けまして特に指摘事項も無く完了しました。その後に御住職にお経を上げていただき、無事故無災害で工事が完了できたことを仏様に感謝いたしました。
「外観 全景」
外壁は弾性系のものを仕様しているので、コンクリート等の収縮にも対応できる仕上材を使用しており、ウェーブ仕上げによって落ち着いた柔らかい感じを出していると思います。多目的トイレ内には非常時用の押ボタンが設置されており、押しボタンを押すと多目的トイレのドア上部で音と光で知らせ、外の離れた人たちにも外部側に取付けた赤色のフラシュライトとブザーにて知らせることができるようになっております。
「女子トイレ」
天井が高く、上部の窓から光が入り込み天井の木の仕上げ材が暖かい感じをだしていると思いました。
「開口部廻りの防水」
両妻側の上部にあるFIXと滑り出し窓廻りは雨水の浸入を防ぐ為に防水テープで止水し、その上に付土台、付柱を取付ています。見た目だけでなく雨漏りなどに対しても工夫した納まりとなっております。
「塗装工事」
外部に面する露出した木部は着色ではなく、自然木のままで木部の灰色化が進行することを防止し、防カビ、防藻、防腐効果もある塗料を使用しています。
「全景」
外部足場も外れて外構工事の仕上げに入っております。正面の松の木の格子がしゃれた良い雰囲気をだしていると思います。
「配筋検査」
壁の配筋が完了して型枠が返される前に設計担当者にて配筋検査が行われました。軽微な指摘はいくつかありましたが大きな問題もなく順調に躯体工事は進行しています。
「型枠解体」
立上りの壁の型枠を解体しているところです。コンクリート打設後養生期間(2日間)をあけて、1週、4週用といっしょに作成した型枠解体用のコンクリート供試体を使用して専門試験業者にてコンクリートの初期圧縮強度(5N/m㎡以上)がでているか確認して型枠せき板の解体を行っています。ちなみに今回は15.7N/m㎡の強度がでていました。型枠解体は組立と反対に金物(パイプ等)から外してせき板を1枚づつ外していきます。コンクリートが入っているドキドキの瞬間ですが上手くいったようでよかったです。
「設備配管」
建物が共用トイレということもあり設備配管多数あり、配管の突き出し位置を仕上げ墨に合わせて配管作業を行っていきます。
「既設トイレ解体」
昭和43年頃に完成してから皆様にご利用して頂いたトイレも役目を果たして新設トイレにバトンタッチです。お疲れ様でした。
「捨てコンクリート」
捨てコンクリートとは基礎の下に打設するコンクリートで根伐地業転圧をしてから水平にコンクリートをならして、その上に柱や壁などの墨出しを行っていきます。いわいる実物大の図を書いていく基準コンクリートであるのです。名前とは裏はらに大切な役目をはたしています。
「全景」
基礎配筋行い、基礎のベースコン打設が完了して今度は基礎の立上りコンクリートを打設していきます。