(仮称)共同カイテック(株)神奈川技術センター第2技術棟新築工事

発注者
共同カイテック株式会社 代表取締役 吉田稔
施工年月
2009年11月
竣工年月
2010年05月
所在地
神奈川県大和市柳橋
用途
工場(機械組立工場)
構造・規模
鉄骨造4階建
延床面積
2542㎡
設計事務所
(株)北島工務店一級建築士事務所
 
工事完成度:100%

「全景」

「全景」
全工程が完了し竣工となりました。約6ヶ月間の工事も無事に無事故無災害で終える事が出来ました。

 
工事完成度:99%

「外構工事」

「外構工事」
建物の外周部の工事です。舗装をする為に土を出して高さを調整し、砕石を敷き転圧して舗装の下地となる路盤を作ります。縁石や排水桝等の設置も完了したらアスファルト舗装です。アスファルト舗装はコンクリート舗装に比べたわみ性が大きい為ひび割れがしにくいのです。正面入り口は車両の出入りが多い搬入スペースなので、二層打ちして強固な舗装をしました。

 
工事完成度:89%

「内装工事」

「内装工事」
建物内の工事も進んできまして内装仕上げ工事に入りました。天井はジプトーンの他に、無機質繊維のロックウールを成型し、表面仕上げをした吸音性・断熱性・防火性などに優れた岩綿吸音板を使用しています。

 
工事完成度:77%

「屋上設備工事」

「屋上設備工事」
屋上に設置する室外機・キュービクル(高圧受電設備)の搬入・据付です。キュービクルは6600Vで受電した電気を使用する為に、箱内で100V又は200Vに変圧して建物内に供給する装置です。

 
工事完成度:77%

「屋上設備工事」

「屋上設備工事」
屋上に設置する室外機・キュービクル(高圧受電設備)の搬入・据付です。キュービクルは6600Vで受電した電気を使用する為に、箱内で100V又は200Vに変圧して建物内に供給する装置です。

 
工事完成度:75%

「直接仮設工事」

「直接仮設工事」
外部の工事が全て完了したので、外部足場を解体していきます。約3ヶ月間シートによって囲われていた建物も日の目を見るときが来ました。足場は組むのはもとより、解体も墜落、落下災害が多いのです。猿も木から落ちる。ひとつひとつあせらず丁寧に解体していきます。

 
工事完成度:68%

「屋上防水工事」

「屋上防水工事」
屋根の防水工事です。床や立ち上がりのコンクリートに塩ビシートを貼っていき、雨水が入り込まないようにします。わずかな隙間でも水はそこを狙って入り込んでくるので隅々まで通り道を無くします。 シートを貼り終わると、床面全面に断熱材を敷いていき、その上にコンクリートの硬化時及び硬化後のコンクリート自体の伸縮によって生じるひび割れを防ぐ為の伸縮目地を入れます。倒れる事がないようにモルタルで全て固定します。 伸縮目地が入れ終わり、亀裂防止のワイヤメッシュを敷き込んだら保護コンクリートの打設です。コンクリートを打設する事によって、防水層が保護されるので屋上を有効活用出来ます。

 
工事完成度:60%

「塗装工事」

「塗装工事」
左の写真は、建物の内外部の塗装状況です。外壁のALCの取付が完了したので仕上げにかかります。今回の建物は近隣の家屋に非常に隣接している為、塗料を吹き付けるのではなく全てローラーで塗布していきます。(散布する恐れがある為)
中央の写真と右の写真は内部鉄部の塗装状況です。仕上げ面の凸凹や剥離を無くす為、上階の床のコンクリートを打設したときに付着したノロやこぼれを綺麗に取りながら塗装していきます。

 
工事完成度:50%

「金属製建具工事」

「金属製建具工事」
外壁の工事も進み、建具を取り付けていきます。写真上から、アルミサッシ、スチールドア、シャッターの取り付け状況です。全ての開口部の廻りには、鉄骨で下地を取り付け、そこに枠を溶接していきます。溶接で固定していく為、火気を使用する作業になりますので、大事は小事より起こります。火災には細心の注意を払って作業していきます。

 
工事完成度:46%

「組積工事」

「組積工事」
床コンクリート打設後、外壁となるALCの取付に入ります。ALCとは、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートのことで、高い耐火性、断熱性があります。主原料は全て無機質の材料なので、万一の火災の際も有毒ガスの発生がありません。また、コンクリートの約10倍もの高い断熱性を持ちます。コンクリートに比べれば軽量とはいえ、大きいパネルでは200kg以上あり、ホイストを利用して建てていきます。

 
工事完成度:39%

「コンクリート工事」

「コンクリート工事」
鉄骨の組立が完了し、各階の床コンクリートを打設していきます。工場や倉庫部分は床の仕上げが通常のシートやタイルなどと違い、無機系の床仕上げとなります。生コンクリートを打ち込んで、固まり具合を見計らって、色付きの材料を散布し、すり込んでいきます。特殊な合金骨材を含んでいる為、すり減り辛く、耐久性も抜群。発塵を防ぎ、足下も滑りにくくなります。

 
工事完成度:35%

「鉄骨工事」

「鉄骨工事」
鉄骨と床のコンクリートを一体化する為に専用のガンにボルトを取付け、梁の上端に押し当ててボルトを溶接していきます。鉄筋をこのボルトに絡ませ、コンクリートを打設します。
二枚目の写真は柱を二節に分けて建てた為、三階で柱の溶接を行います。CO2半自動アーク溶接という工法でジョイント部分を溶接していきます。この作業は風や水、ゴミなどが入ってしまうと、ブロ-ホ-ル(注1)やわれ、溶け込み不良の原因になるので、慎重に行います。溶接完了後は超音波試験を行い、欠陥の有無を確認します。

ブローホール(注1)
溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ブローホールは、溶接部における溶接欠陥の一種で、溶着金属(溶加材から溶接部に移行した金属)の中に発生する球状の空洞(気孔)のことです。アーク溶接では溶接部はアーク雰囲気中で溶融金属が高温にさらされるので、多くの酸素、水素、窒素などのガスを吸収し、それらのガスが表面に浮き上がる前に凝固することによってできる空洞(気孔)がブローホールになります
鋼の場合のブローホールの原因は、一酸化炭素と水素ガスなどが主な要因と言われています。

 
工事完成度:28%

「鉄骨工事」

「鉄骨工事」
ハイテンションボルト(注1)の締め付け状況です。本締めをするにあたって、仮ボルトから高力ボルトにボルトを入れ替えます。まずトルクレンチを使用し、一次締付けを行います。この梁のボルト径はM22なので、トルク値が約150になるまでナットを回転させます。一次締付け完了後、ボルト、ナット、座金及び部材にわたりマジックでマーキングをします。マーキング完了後シャーレンチを使用し、本締めを行います。完了後はピンテール(注2)の破断、マーキングのズレによる共まわりの有無、ほぼ一様なナットの回転量であるかどうかを確認します。ボルトの締付け完了が、ピンテールの破断により目視によって確認できます。

ハイテンションボルト(注1)
昔は、造船、鉄骨建築物等の鋼材の接合には、リベットを使用していました。しかし、経費や手間がかかるので、開発されたのがハイテンションボルトです。普通のボルトより軸力が高く強力に締め付けが出来る丈夫なボルトです。リベットは支圧接合でしたが、ハイテンションボルトは摩擦接合です。ボルトの軸力で接合部がズレないようにするものです。熱処理をして材質を強くしたボルトです。

ピンテール(注2)
ハイテンションボルトの締付け完了が、ピンテールの破断により目視によって確認できる。その部分の名称です。一番右の写真に写っているのが、破断したピンテールです。

 
工事完成度:22%

「鉄骨工事」

「鉄骨工事」
基礎工事が終わり、柱や梁となる鉄骨の組み立て作業です。工場で細かく加工してきた約350トンもの鉄骨をクレーン車を利用して1ピースずつ確実に組んでいきます。重機を使用しての高所作業になるので、まさに油断一瞬怪我一生。安全作業で取り組みます。

 
工事完成度:16%

「型枠組立・解体工事」

「型枠組立・解体工事」
基礎の大きさに合わせてベニヤで枠を組み立てていきます。建てるだけではコンクリート打設中に型枠がコンクリートの圧力に押されて破裂してしまうので、パイプやサポートを使いしっかりと締め固めます。
二枚目の写真がコンクリート打設後の型枠解体作業です。この解体作業も打設時に採取した試験体で圧縮試験を行い、規定値以上の強度確認をした後に脱型します。

 
工事完成度:14%

「コンクリート工事」

「コンクリート工事」
基礎の鉄筋、型枠の組立が完了し、コンクリートを打設していきます。 コンクリートを打設する前に受入試験を行います。柔らかさや、塩分量、空気量などを測定し、異常がなければコンクリートを型枠に流し込んでいきます。 打設中もそのまま流し込むだけではなく、バイブレーターという機械を使い振動を与え密実なコンクリートを充填していきます。

 
工事完成度:5%

「鉄筋工事」

「鉄筋工事」
工場で様々な形に加工してきた合計何十トンもの鉄筋を搬入して、建物を支える為の基礎の梁、柱の鉄筋を組んでいきます。強度として、コンクリートは圧縮の力には強いのですが、引張りの力には弱いのです。そこで弱点を補う為に鉄筋を入れる事により、圧縮・引張り共に強い強固な鉄筋コンクリートになります。構造計算がされている図面通りに一本一本確実に配筋していきます。

 
工事完成度:3%

「土工事」

「土工事」
基礎工事を行う当たり、地盤を下げる為に掘削していきます。今回は杭が無いので、掘削した根伐底が直接基礎を支えていくので、高さや、砕石の厚さ・転圧状況には細心の注意が必要です。現状の地盤から約1.7m掘り下げるので、相当量の残土が出ます。重機で掘削して土を搬出していくので一日に数十台の車両の出入りがあります。その為、特に出入り口の車両誘導を確実に行い、交通災害が起きないよう十分注意のうえ搬出していきます。

 
工事完成度:1%

「山留工事」

「山留工事」
解体工事が無事完了して、本格的に工事が始まります。基礎工事を行うに先立ち、建物の外周部にH鋼を等間隔で打ち込んでいきます。曲がったり、よじれたりしないようにひとつずつ確認しながら作業を進めます。

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