左の写真は、南面バルコニー側外観の一部です。
中央の写真は、南面バルコニーの一部と西面外観の一部です。
右の写真は、東面と北面の外観です。外装改修工事も8月から始まり、居住者の方々には色々とご不便、ご協力を頂き無事完成する事が出来ました。居住者のみなさんもよろこんで頂けたと思います。
外部足場組立てが完成し、打継ぎ、サッシ廻りコーキング打替えも終わり、外壁調査後のタイル面、コンクリート面の下地補修が完了し、写真のように外壁タイル面を薬品(洗浄剤)を使って洗い、汚れを落とします。
「塗装工事」
写真では、居住者の方の玄関扉及び、枠の塗装です。工事の流れは、鉄部をケレン(既存の古い塗膜を剥がす作業)し、ハケ及びローラーを使用してエポキシ系錆止を1回塗り(下塗)、乾燥後に弱溶剤系ウレタン塗料を2回塗り(中塗、上塗)、玄関扉の塗装工事が完成です。
「階段室工事」
今回は、天井及び壁はコンクリート面の下地が悪い場所を補修(クラック、欠損箇所等)してから、ハケ及びローラーを使用してシーラーを塗り(下塗)、乾燥後に弱溶剤系ウレタン塗料を2回塗り(中塗、上塗)階段室の天井及び壁塗装工事の完成です。塗装工事を行うに当たり、塗ってはいけない場所、色違いで仕上げる場所には、ビニール等で養生をし汚さないようにしてから塗装工事をしています。
「外壁調査工事」
外部足場組立てが完成したら、外壁の調査を行います。タイル面、吹付塗装面、コンクリート面と写真のように、打撃ハンマーで全部の面をたたき、音の違いから浮いている場所を特定したり、目視、計測器により、ひび割れ箇所(0.3mm未満・0.3mm以上)、爆裂・欠損箇所などを調べ各調査種類ごとに色分け表示をしていきます。
「タイル工事」
写真のように、調査結果に基づきタイルがひび割れしている箇所のタイルをはがし、新しくタイルを張り直ししていきます。これの繰り返しをして全面不適合箇所を張り直していきます。今回は、新築工事の時に補修用として残しておいたタイルがあるため張り替えた場所もほとんどわからなくなります。新築工事の時の補修用タイルが少ししかない時又は、全然無い時は、新しくタイルを製作するか、似ているタイルを探して張る事になる為、張り替えた場所が目立ちます。
「シーリング工事」
既存のシーリングを全部撤去して、新しくシーリングを打替えていきます。写真は、最上階と屋上パラペットとのコンクリートを打継いでいる場所の化粧目地部分に新しくシーリングを打替えているところです。
「着手前状況」
今回は、外装タイルと吹付塗装面の補修及び塗替え、打継目地、開口部廻り等のシーリング撤去打替え、バルコニー床のウレタン塗膜防水、階段室の天井、壁塗装塗替え、床防塵塗装工事などを行う予定です。居住者の方々も、きれいになるのをとても楽しみにしていました。左の写真は西面、中央の写真は南面です。
「仮設工事」
外装関連工事を行うにあたり、外部側東・西・南・北の面に足場を組立てます。補修工、タイル工、塗装工、シーリング工、防水工などさまざまな業者がこの足場を使用して工事を完成させていきます。右の写真は、足場の組立てをおこなっている状況です。