大規模修繕工事も、1月23日に管理組合様へ、無事竣工引渡しを行うことが出来ました。居住者の方々へは工事期間中は何かとご迷惑をお掛けしていたと思いますが、みなさんがとても協力的で助かりました。修繕委員の方達も可能な限り、月に2回実施していた設計事務所との定例打合わせにも出席をして頂き、意見交換する事ができて良かったです。写真については、全て外観の全景写真とさせて貰っています、前回に南面は紹介させて貰ったので、今回は残りの西面と、北面の2枚を紹介させて貰いました。
バルコニー床を高圧水洗浄を行い、下地コンクリート面の悪い箇所は補修を実施してから今回はウレタン防水密着工法を行います。写真は補修工事までが完了した面にウレタンの1層目をローラーで塗布している状態です。この後、ウレタン材の硬化が確認出来たら2層目を塗布し、硬化が確認されて最後にトップコート材を塗布してウレタン防水密着工法工事の完成です。
「屋上防水工事」
こちらは既存露出断熱アスファルト防水の上に、今回改質アスファルト防水トーチ工法を行います。写真は工事完了後の全景ですが、既存防水層の上を清掃し、下地活性材を施工する全面に塗布をし、トーチ工法用改質アスファルトシートをバーナーであぶり転圧をして張り付けて行きます。その後に水性トップコート材を刷毛とローラーを使用して全面に塗布して屋根防水工事の完成です。
「全景」
南面の外部足場解体完了後を撮影した建物の外観です。
建物の北面(廊下側)に外部足場を組立てている状況です。今回の工事では、建物外周全てにこのような足場を組立てかつ全面にシートで養生をしてしまうので居住者の方々もシート養生後は足場を解体するまでの間は、外観を見る事が出来なくなります。1日でも早くに解体出来るように我々もがんばります。
「外壁下地補修工事」
左の写真は、外壁タイル面を打診検査といって金属の先端が球状の道具でたたく事で音の違いからタイルが浮いている、大丈夫かを検査している状況です。又、浮いている箇所等がわかるようにテープを貼りその範囲を示しています。
右の写真は調査結果に基づいて、実際の処置をしている写真です。写真の箇所はひび割れているすきまが0.3mm以上の箇所で、ひび割れている部分を専用の道具を使用しU形にコンクリートを削り、その部分へシーリング材を充填している状況です。このように下地調査をした結果により様々な処理方法があります、次回は又、違った処理方法を紹介出来ればと思います。
建物の北面(廊下側)に外部足場を組立てている状況です。今回の工事では、建物外周全てにこのような足場を組立てかつ全面にシートで養生をしてしまうので居住者の方々もシート養生後は足場を解体するまでの間は、外観を見る事が出来なくなります。1日でも早くに解体出来るように我々もがんばります。
「外壁下地補修工事」
左の写真は、外壁タイル面を打診検査といって金属の先端が球状の道具でたたく事で音の違いからタイルが浮いている、大丈夫かを検査している状況です。又、浮いている箇所等がわかるようにテープを貼りその範囲を示しています。
中央の写真は調査結果に基づいて、実際の処置をしている写真です。写真の箇所はひび割れているすきまが0.3mm以上の箇所で、ひび割れている部分を専用の道具を使用しU形にコンクリートを削り、その部分へシーリング材を充填している状況です。このように下地調査をした結果により様々な処理方法があります、次回は又、違った処理方法を紹介出来ればと思います。
今回は、外装タイルと吹付塗装面の補修及び塗替え、打継目地、開口部廻り等のシーリング撤去打替え、屋上アスファルト防水、バルコニー床、階段室床等のウレタン塗膜防水工事などを行う予定です。
居住者の方々も、きれいになるのをとても楽しみにしていると思います。
左の写真は北面、中央の写真は西面の工事着工前の外観です。
「仮設工事」
外装関連工事を行うにあたり、外部側東・西・南・北の面に足場を組立てます。補修工、タイル工、塗装工、シーリング工、防水工などさまざまな業者がこの足場を使用して工事を完成させていきます。右の写真は、西面の足場の組立て中の状況です。