「完成」

外観

「完成」

今回は建物内部の完成した部屋の写真を紹介します。左の写真は、2階にある乳児（1歳児から2歳児）のこどもたちが使う沐浴室と言われる保育園ならではの設備を揃えた部屋の写真です。幼稚園ではほとんど見られない設備だと思います。

「完成」
中央の写真は、1階にある幼児（3歳児から5歳児）のこどもたちが使用するトイレです。小便器の高さも大きさも幼児のこどもたちが使うことを前提としているので大人が使うにはちょっと難しいです、トイレブースで仕切られた中には写真には写っていませんがこども用の洋便器が付いています。小便器と同様に便器の高さと大きさもとっても小さく初めて見る人はびっくりすると思います。

「内装工事」
右の写真は、1階の保育室です。床はフローリング張りで、床暖房も入っていてこの保育園に入園してくるこどもたちが、とてもうらやましいです。

「木工事」

左の写真は、1階玄関前の廊下で床の下地ベニヤを張っている状況です、今回は写真手前に見えるコンクリート床から1階の床仕上がりまでが40cm上がる設計になっています。鋼製束と言われる短い柱の上に大引き材9cm×9cm、その上に根太材4.5cm×3.5cm、その上に写真のベニヤ1.2cmを張っています。根太と根太の間には断熱材を入れていきます。最終的には、さらにこの上に床暖房パネルを敷き、ベニヤ9mmを張り、最後に床仕上げ材の長尺塩ビシートを張って完成となります。

「内装工事」中央の写真は、2階多目的室の天井に仕上げ材を張っている状況です。写真でも見えますが軽量鉄骨下地材（LGS材）で仕上げ材を張る為の、下地を組立ててその上にグラスウールと言われる断熱材を敷き詰めてから写真の化粧石膏ボード（1枚が455mm×910mm）をビスで固定していきます。

「内装工事」右の写真は、クロス（壁紙）を張る為に下地となっている石膏ボード同士の継ぎ目と、石膏ボードを固定する為のビス穴を埋めている状況です、実際にクロス（壁紙）を張る前には、このように補修したところにヤスリをかけて平らな面を作ってからクロス（壁紙）を張っていきます。

「全景」

「断熱工事」
既存建物内装解体工事も完成し、床下の防湿コンクリート打設も完了して次は、断熱工事です。今回は写真のように外周面の壁と屋根（金属製折板）裏部分に現場発泡ウレタン材を吹付ける断熱を行います。

「金属工事」
今回は間仕切壁及び、天井下地部分をLGS材と言われる軽量鉄骨下地材を使用して各下地を組立てていきます。写真は2階の乳児トイレになる場所の壁下地を組立てている状況です。

「内装工事」
この写真は、1階4歳児、5歳児保育室の床下地を組んでいる状況です。1階は防湿コンクリートから床仕上がりまで40cm高くなるので鋼製束材を使用し、大引き材、根太材を取付け根太材の間には断熱材を入れ、この上にベニヤを張り、その又上に床暖房パネルを敷込み、最終仕上げのフローリングを張り床が完成となります。

「着工前状況」

来年の4月開園予定の保育園をつくる工事です。建物自体は既存の鉄骨造り2階建てを利用して内装は全て解体撤去し、新しく作り替え、外壁は新しく塗り替えます。1階に3歳児から5歳児の保育室、厨房、事務室等、2階が0歳児から2歳児の保育室ができます。保育室は冷暖房完備で床暖房もつきます。写真で見える面は北面、東面で前面に見える広いスペースが園庭となる場所です、写真では分かりづらいですが南面が小田急多摩線の五月台駅のホームです。

「仮設工事」
中央の写真は、北面の外部に足場を組立てている状況です。このような足場を今回は全部の面に組立てをしてこの足場を利用して外壁塗装やその他外壁に関係する作業を行います。

「解体工事」
左の写真は、既存建物の1階内部を解体している状況です。着工前状況のところでも説明しましたが今回はこのように内部を床、壁、天井と全て解体してしまいます。解体した材料は、種類ごとに分別をして、その種類ごとに決められた処分場へ持っていきます。今回は、建物全体を解体するのではないので重機と言われる機械が使用出来ない為、作業員の手でひとつひとつ解体していきます。