今月の8月16日をもって、全作業が完了しました。当社の検査員とお客様で完成検査を行い、指摘事項を是正してお引渡しをしました。
写真は上から
『本館正面』→
『別館正面』→
『本館-別館渡り廊下』です。
外構のL型側溝の設置と平衡して、既存のアスファルトを剥がし、打ち替えます。マンホールや側溝までの勾配をつけて、雨が流れるように施工します。
まず既存のタイルを撤去します。下地は生モルタルを打設します。(写真上)その後、タイルを貼っていきます。仕上がった時に水溜りができないように、勾配には注意します。
塗装工事もいよいよ大詰めです。3Fから下階に塗装を進めていきます。写真は1Fの外壁とSD(スチールドア)塗装状況です。塗装後、足場の解体とアスファルトの打ち替えの工事に入ります。
ガラスや床面等を養生して、1回目でパターン塗装(模様)、2回目で中装り、3回目で上塗りの順に施工します。今の季節は、突然の雨が降ってくることがありますので、注意する必要があります。
既存のシンダーコンクリートの上に、新たに防水を施します。シンダーコンクリートの高圧洗浄を行い、プライマーの塗布→防水シート張付け→ウレタン塗布→トップコート塗布 の順に施工します。
外壁の劣化により塗装面にひび割れが生じています。巾0.3mm未満の小さなひびはカチオンフィラーという補修材を刷毛ですり込み、巾0.3mm以上は溝を作成し、シーリングを充填します。(調査の結果、当現場には巾0.3mm以上のひびは見つかりませんでした) 補修完了後、外壁の高圧洗浄・塗装工事に移行します。
まず既存の劣化したシールを剥がします。下地をきれいに清掃後、プライマー(接着剤)を塗布し、新たにシールを打込みます。改修現場のため、人の出入りが多い場所は打ったばかりのシールに触れることがないように養生します。
第三者最優先で作業を行います。ガードマン配置の上、上下の作業員が声をかけ合いながら足場を迫り上げていきます。
予定工期は平成24年3月26日~平成24年7月30日です。(写真上)本館正面 (写真中央)別館正面 (写真下)別館裏側