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(仮称)有馬六丁目保育園計画

発注者
社会福祉法人 山寿会
施工年月
2014年10月
竣工年月
2015年03月
所在地
川崎市宮前区
用途
保育園
構造・規模
木造 地上2階建
延床面積
645.33㎡
設計事務所
(株)坂倉建築研究所
 
工事完成度:100%

「完成1-外観」

南面(写真上)
西面(写真中)
1F廊下(写真下)

 
工事完成度:100%

「完成2-内観」

1F保育室(写真上)
2F保育室(写真中)
2Fル-フデッキ(写真下)

 
工事完成度:97%

「アクセント壁~外構工事」

「アクセント壁」(写真上)主出入口へのアプロ-チ経路に土佐漆喰(鎧仕上げ)が採用されました。
事業主様が高知の方で、関東の方にも高知の伝統工法を見て頂きたいとのご要望があったためです。
鎧仕上げについて興味のある方はインタ-ネットで検索していただくとして、私が思うのは、人工的に作られた材料には優れた意匠生、施工性、メンテナンス性及び安価に、かつ、早くつれる利点があります。
それに対し、自然素材は時間も手間も費用もかかり、メンテナンスは大変で敬遠されがちです。
ただし、仕上げの風合いと独特の経年変化及び材料の安全性は人工材では決して表現しえない事です。安全性が問われるこの時代、ECOoへの取り組み(廃棄物ではない)など、理解が出来る方は是非、自然素材を採用してみてはいかがでしょうか。
この段階はまだ半田という中塗りです。
上塗りのベストな施工時期は盛夏であるという理由から、この状態でお引き渡しする事となります。
この状態でも十分意匠的にきれいですが、鎧仕上げの完成が楽しみです。
「外構工事」(写真中)園庭のダスト舗装の工事です。
一般的に公園、遊歩道、校庭等で施工されます。
石灰ダストを転圧してます。勾配を気をつけないと、雨の際、砂が流れてくぼみが出来てしまいます。
いよいよ完成間近です。
「カッティングシ-ト」(写真下)この度、1歳児室のマ-クとして当社のイメ-ジキャラクタ-を元にデザインしていただきました。
設計監理者がユ-モアのある方で、当社のキャラを見て『こんな近くにあるじゃないか』と事業主に提案されたようです。
かものはしのキタチャンがあひるキタチャンへ変身しました。
保育士の方が『何でヘルメットをかぶっているの?』と聞かれそうですね。
設計監理者とも事業主とも長いお付き合いになりそうです。

 
工事完成度:73%

「金属製建具工事~足場解体」

金属製建具工事(写真上)アルミサッシを取付しました。木造は上棟が早い為、一般的には木造用サッシという納期がかからないサッシを使いますが、この度はビル用サッシを採用しております。年末年始を挟んだ為、製作納期は、50日かかっております。スリ-ブにてサッシを連結しており、柱より外に設置するのでまるでカ-テンウォ-ルのようです。とても木造には見えません。柱や壁は硝子を入れる前に仕上げをしないと、仕上げられなくなる部分があります。雨仕舞いに気を使いますが、意匠性はアトリエ系設計事務所ならではのアイデアだと思います。
水張試験(写真中)ル-フ面において防水が完了した後には防水工事の不備や、施工後の瑕疵が無いかどうかを水を張って試験します。この度は、防水工事後に足場を架けました。よって、防水層を破損してしまっている可能性があるので念入りに試験します。雨漏りは水圧がかからないとわからないので、水を張り、24時間、軒裏において漏水が無いか確認します。問題はなかったので、次工程に進みます。次は再生木デッキ敷きを行います。
足場解体(写真下)足場が全て解体されました。何年経験を積んでも、緊張するひとときです。木造としては大きい部類に入ると思いますし、この現場で培った経験は貴重です。
あと一ヶ月で完成検査を迎えますが、気を引き締めて最後までがんばりたいと思います。

 
工事完成度:45%

「内外装工事」

(写真下)屋根工事:この度はガルバニウム金属板を利用し、片勾配にて立平葺きの施工となりました。屋根裏には通気層を設け、夏期の直射光による輻射熱を流入出の高低差による圧力差を利用し換気します。片勾配の屋根により、2F室内天井に勾配が付くため、開放的な空間を演出してます。
(写真中)内部造作:1歳保育室の造作です。畳スペ-スの施工をしてます。先程説明した勾配天井の雰囲気がわかるかとおもいます。土佐ヒノキをふんだんに使用し、自然素材にあふれる空間が構成されています。
(写真上)FRP防水:2Fル-フ部に施工します。スタイロフォ-ムにて勾配施工するため、断熱と造作を1度に進められます。画期的な施工です。この上に、ハイブリッド材を使用したデッキを敷き込みます。遊戯室の折戸を開放すると外部は内部に取り込まれ、とても開放的な空間が広がります。

 
工事完成度:25%

「土台~上棟」

土台敷き(写真上)軸組を立てる前に土台を敷きます。あらかじめ基礎に埋め込んだアンカ-ボルトと緊結させ、その上に柱をのせます。引き抜き力を受ける柱は、土台と同じようにあらかじめ基礎に埋め込んだアンカ-ボルトと引き寄せ金物(ホ-ルダウン金物)にて緊結させます。基礎工事の精度が建て方の礎となるため、ここがうまくいくと、ひと安心です。
建て方①(写真中)土台敷きが完了しいよいよ建て方が始まります。大工さんのかけやの音がここちよく響きわたります。高所での作業となるため、仮設材をうまく使いながら工事をすすめて行きます。
建て方②(写真下)上棟しました。登り梁がきれいな屋根形状を想像させます。完成時の次にきれいな場面です。軸組が完了した姿を見て、改めて、木造としては、規模が大きいと感じました。

 
工事完成度:8%

「基礎工事」

根伐工事です。(写真上)木造2F建ての基礎の為、さほど深くはありませんが、うなぎの寝床のように奥に細長いので、バックホ-1台で床面をとっていきます。閑静な住宅地の中、ダンプの往来が多くなる為、近隣住民には十分に配慮し事故のないようにすすめていきます。
基礎配筋です。(写真中)一般的な木造住宅の基礎とは異なり、高さが三種類の基礎を構築します。この基礎と土台をアンカ-ボルトで繋ぎ、柱は土台の上に設置します。一部の柱(この度は74本)は、引き寄せ金物(ホ-ルダウン金物)にてアンカ-ボルトを経由し、直接基礎と繋ぎます。木造はこのアンカ-ボルトセットの位置及び高さの精度と土台下のコンクリ-ト天端高さの精度が重要です。構造的に十分満足させ、かつ、床仕上げのレベル精度を上げる為にはここをしっかり管理する必要があります。
コンクリ-ト打設(写真下)基礎配筋・型枠が完了しコンクリ-トを打設します。打設によるアンカ-ボルトのずれなどチェックしながら、セルフレベリング(天端精度を上げる材料)を流しこみ工事完了となります。養生期間を経て型枠を脱型し、天端レベル、アンカ-ボルトの精度をチェックしたのち、いよいよ大工さんの工事着手となります。

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