桐光学園高等学校創立40周年記念グラウンド整備工事(鹿島・北島JV)

発注者
学校法人桐光学園
施工年月
2017年07月
竣工年月
2018年10月
所在地
川崎市麻生区
用途
学校
構造・規模
延床面積
設計事務所
 
工事完成度:100%

「完成ー1」

新グラウンド

 
工事完成度:100%

「完成-2」

プール棟・災害備蓄棟

 
工事完成度:100%

「完成-3」

アップグラウンド棟

 
工事完成度:98%

「最終仕上工事」

「これまで頑張ってもらった職人さんを労いたい」というお施主様のご厚意により、流しそうめん大会が催されました。厳しい工程の中頑張ってきた苦労も一緒に流れていきました。
アップグラウンド棟は最終仕上げです。入口のスロープは植栽ブロックをきれいに並べていきます。グラウンドとなる部分はウレタンゴムチップ舗装を施工していきます。
新グラウンドも最終仕上げ工事に入ります。ランニングデッキのアスファルトやひな壇も丁寧に塗装していきます。裏側の法面もきれいに植栽をしていきます。
いよいよ完成形が見えてきました。

 
工事完成度:96%

「アップグラウンド棟鉄骨建方」

アップグラウンド棟では基礎躯体工事が終わり、複雑な鉄骨の建方が始まりました。縦横の調整だけでなく3次元の調整も必要だったため、建方には苦労しました。また敷地が狭い中、足場の範囲、重機の位置、資材ヤードは計画的に行いました。鉄骨建方が終わったところから幕屋根工事も行い、幕はしわなくきれいにひもで固定していきます。幕と幕のジョイントは幕の上に登り溶着していきます。
新グラウンドではひな段の打設もラストスパート。職人さんも最後は慣れた手つきでひな段躯体をきれいに打設してくれました。

 
工事完成度:93%

「新グラウンド躯体工事」

新グラウンドでは掘削が終わったところから、観客席となるひな段とランニングデッキをつなげるための擁壁の躯体工事が始まりました。ひな段は型枠を転用できるように工夫し、同じ形を約100段作りました。5mを超える擁壁はきれいにコンクリートが打設できるように知恵を出し合い打設しました。徐々に観客席の形になってきました。
2018年の夏は例年になく酷暑でした。現場の鉄板の上はなんと44度!職人さん全員が汗だくで毎日頑張りました。

 
工事完成度:90%

「アップグラウンド棟基礎工事」

アップグラウンド棟では基礎躯体工事を順序よく進めていきます。基礎梁を打設したら砕石を埋戻し転圧を丁寧にかけて沈下しないようにした後に、床となるスラブを打設していきます。スラブの一部が終わったら、複雑な鉄骨を支える3本の柱の建方を行いました。
一方、新グラウンドでは許可が下り、グラウンドの最終形を作るための掘削、残土搬出が再開しました。残土搬出は着工時と同じように1日200台近くのダンプが往来しました。着工時とは異なりダンプが出入りできるゲートが1つしかなかったため残土の搬出計画は苦労しました。

 
工事完成度:85%

「プール棟引渡し」

引き渡しをしたプールでは、水泳部による初泳ぎが行われました。やはり水泳部の水泳は迫力があります!
毎週火曜日は定例会議。良い建物にしようと理事長先生、設計者、施工者全員で知恵を出しながら打ち合わせを重ねてきました。徐々に完成形が見えてきて打ち合わせにも熱が入ります。
アップグラウンド棟では杭工事が終わり、基礎形状に掘削をし、基準CONを打設しました。そして杭頭処理をし、地足場をかけたら、いよいよ躯体工事が始まります。

 
工事完成度:78%

「グラウンドこけら落とし」

4月3日(火)人工芝工事の完了を記念したこけら落としが催されました。真新しい人工芝のグラウンドで現役とOBの試合が行われました。
グラウンドも砂を入れて最終仕上げに入ります。この砂は旧メイングラウンドで使用していた水はけの良い砂をそのまま新グラウンドに移動させています。
そして工事全体としてはまだ途中ですが、グラウンドの一部とプール棟、災害備蓄棟を引き渡しをしました。
アップグラウンドでは杭工事が始まりました。長さ約15mの杭を11本打設しました。

 
工事完成度:65%

「鉄骨建方」

プール棟を象徴する弓型の鉄骨は高所作業車で建方を行いました。前面道路からの高さは約23m!地上では測量器を使ってミリ単位の調整を行います。
同時に内外装の仕上げ工事もどんどん進めていきます。モックアップを作ったランニングデッキの下の壁となる部分のレンガは一定の間隔を空けて積み上げていきます。細かいところまで気を使い丁寧に仕上げていきます。プールの床になる部分は規則正しくタイルを張っていきます。

 
工事完成度:50%

「外装・内装工事」

外装、内装の仕上げも始まりました。建物が漏水しないように丁寧に塗膜防水をかけていきます。またグラウンドの下に埋まる部分は夜間工事でアスファルト防水を施工しました。外装ではコンクリート打ち放し仕上げとして、撥水剤をローラーできれいに塗っていきます。災害備蓄棟の曲線の屋根は3人がかりで曲げて取り付けていきます。内装では、バットレス躯体の支保工足場か解体され、ダイナミックな空間が姿を現してきました。同時に更衣室や廊下となる部分の間仕切壁も進めていきます。左官屋さんも大忙しです。
アップグラウンド棟では既存のプールを解体して着工の準備も始まりました。

 
工事完成度:36%

「グラウンド埋戻し」

工事が順調に進む中、大雪に見舞われました。積雪量は30cm!現場内だけでなく、通学路となる栗平駅までの公道を学生さんと一緒に雪かきしました。
大雪にもめげず工事は進めます!躯体工事が終わったところからグラウンドとなる部分の埋戻しも始まりました。埋戻しはグラウンドが沈下しないように改良剤を混ぜ、こまめに転圧をかけながら進めていきます。徐々にグラウンドの形になってきました。
一方、旧メイングラウンドでは、人工芝の工事が始まりました。

 
工事完成度:25%

「躯体工事-3」

躯体工事も佳境に入り、職人さんもだんだん数が多くなってきました。建築工事だけで最大200名弱の職人さんが来たこともありました。そして厳しい工程の中、毎日のようにコンクリートを打設しました。プール棟では土圧を支えるためのバットレス躯体に四苦八苦。鳶工、鉄筋工、型枠工の躯体三役で知恵をしぼりながら施工を進めました。
毎朝の朝礼の締めは全員でスローガン唱和!これで士気を高めます。そしてなんとか年内目標としていた工程をこなしました!

 
工事完成度:15%

「躯体工事-2」

プール棟の躯体工事がますます本格的になってきました。鉄筋工事はコンクリート打設前に監理者の方の検査を受けながら進めていきます。鉄筋工事に次いで型枠工事もヒートアップしてきました。打ち放し仕上げの多い建物のため、目地棒や面木等の仕込みものが多く、苦労しました。
一方、災害備蓄棟も掘削、山留、矢板入れと順序良く進めて、基準CONを打設し、いよいよ躯体工事が始まっていきます。

 
工事完成度:8%

「躯体工事-1」

掘削、山留、地盤改良は引き続き行っていますが、いよいよプール棟の躯体工事が始まりました。まずは鉄筋工事から進めていきます。設計図に示された主筋本数や配筋要領を守り、きれいに配筋していきます。山がなくなり、少しずつ建築工事の現場らしくなってきました。厳しい工期の中、朝は4時から、夜は0時まで作業したこともありました。
一方で、プール棟のランニングデッキ部分の壁となるレンガのモックアップを作り、設計事務所の方々に仕様を決めてもらいました。

 
工事完成度:5%

「山留・地盤改良工事」

毎日ダンプが往来し残土を搬出していき、山の形が日に日に姿を変えていきます。そして掘削が終わったところから山留杭を打設していきます。山留杭はアボロンという特殊な重機で施工しました。山留杭を打ち終えると矢板を隙間なくきれいに入れていきます。矢板を入れ終え、2次掘削が完了すると地盤改良を行いました。地盤改良はパワーブレンダー工法という特殊な工法で、バックホウにチェーンソーのような爪をつけて改良剤を混ぜながら撹拌していきます。地盤改良はとにかく水供給との戦いでした。

 
工事完成度:3%

「土工事」

開発行為の許認可が下り、工事はお盆明けからスタートしました。まずは残土搬出をしていきます。搬出土量は約27,000㎥!200台弱のダンプが毎日往来します。ダンプ動線が小学校の登下校通路だったため、接触事故を起こさないようにダンプの誘導には細心の注意を払いました。
工期がない中、大量の残土を搬出しながらも掘削は、計画的にかつ正確に建物の位置を出しながら、後々の躯体工事がやりやすいように掘削していき、余計な部分の地山を傷めずに進めていきました

 
工事完成度:1%

「準備工事」

2016年5月からこのプロジェクトはスタートしました。どのような建物にするか理事長先生を交えて、施工者も参画し、綿密に打合せを重ねてきました。
現場となる場所は木々が生い茂る森でした。
2017年2月から工事に向けて伐採が始まりました。伐採した樹木は大小合わせて900本を超えました。
工事に向けての準備工事は7月15日から始まり、まずは詰所の基礎となる部分を組み立てていき、2017年7月28日安全祈願祭が執り行われました。
工事の無事故無災害を工事関係者全員で祈願しました。

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