暇つぶしシリーズも第8弾となりました。

今回も、前回に引き続き法隆寺五重塔の1層目製作途中を紹介したいと思います。

まずは、各面に取り付ける板扉8枚から製作していきます。


板扉自体は、既に加工されているのでさほど難しくなく組み立てが出来ますが

真鍮製の鋲を扉1枚に17個ずつ取り付けるのが非常に面倒。

(扉8枚×17個で合計136個)

写真左下にある型紙を基に木扉に穴をあけ、(今回は画鋲を利用しました)真鍮製鋲の

大きさが、長さ2.0mm程度しかなく、指でつまんではめ込むことが出来ないので、

今回ピンセットを使いながらで136個は、結構しびれる作業でした。

             *真鍮製の鋲取り付け途中です。

           *板扉は内開きに開閉することができます。

続いて、庇屋根に取り掛かりますが、瓦に見立てた材料をカットすることから始まります。

 

上、写真にある1枚で、瓦2列分となり、全部で材料208枚をカットし、合計416列分用意します。

まだ途中ですが、イメージとして、下、写真のように順番にはめ込み接着していきます。

庇屋根の角の部分は、庇出の長さに合わせてカットし、交わる場所は約45度にカットし取付けていきます。

前回も説明をしましたが、材料をカットした面はやすりがけをし、接着剤がはみ出した場所は削り、接着後の部材どうしの段差はやすり研磨し、仕上げていくことは最後までかわりません。

 

今回はここまでです。引き続き、第9弾、第10弾と完成に向けてを紹介させて貰います。