R4年4月25日 人生75年で初めて入院する事になった。
2月に会社の健康診断で新百合ヶ丘ステ-ションクリニックを受診したが、再検査で「食道に異常がある」と診断された。各種の精密検査を受診した結果、東海大学医学部付属八王子病院で開腹手術をすることになった。
長女の手術立ち合いで、入院3日目の4月25日に医者7人チ-ムに全身麻酔で≒7時間の手術でした、個室で目が覚めたが、全身に違和感があったが原因は点滴3本が付いていた。
朝・昼・晩と3交代で東海大学医学部卒業の女子看護師が血圧・体温・パルス血糖値・点滴調整等の作業を進めてくれました。
担当医の小野先生が毎朝病床に訪問してくれて体調確認と問診をやってもらった、75才での回復力には目を見張るものがあるといってもらった。
点滴も1本ずつ取れて栄養剤1本だけになり、3日目から6階病棟はナースステ-ションを中心に回廊になっている廊下を毎日30分以上、点滴を下げて歩行訓練をおこなった結果、毎日の食事も完食と点滴後の小水も300㎖を3回順調に排出した入院生活でした。
入院13日目に小野医師から退院の話があり2日後の5月15日に長女に迎えに来てもらい、お世話になったナースステ-ションに挨拶して退院した。
翌日5月16日(月)に出社出来たが、毎日の食事には苦労しました。
手術は開腹(30針縫合)して食道を40センチ切除した。その後に胃を持ち上げて喉元を切り開いて(15針縫合)残した食道と縫い合わせる手術したが、その縫合した箇所に昔の大食いの習慣で最初の1口を大食いすると喉に詰りその後は食べ続けられなくなり、人差し指を喉に入れて最初に食べた物を吐き戻して再び用心して少しずつ食べ始める気が重い食事が続く日々です。また胃の方も消化が悪く食後45分位で下痢の症状が起きる。
気が付くと退院後に59㎏までに減量してしまった。
その後に人生長くやっている人の話が聞けたが、正常に回復するには2年は掛かる話でした。
今回は会社の健康診断で新百合ヶ丘ステ-ションクリニックで発症5年目の早期発見が有ったから食道摘出手術で完治出来たが、7年目の食道ガンでは転移が心配される手術になる。危ない所だったと主治医の幕内博康先生が話しをされた、これまで75年生きたのだから残り25年は酒を飲んだり、好きな事をして100才まで生きていけば良い。但し毎年、胃カメラ検診を受ける事の指導でした。
気長にゆっくりと治療すると認識して残りの人生を生きて行くしか無いと思っている。