工事完成の写真です。
全景外観
日本オペラの稽古場とゆうことで、デザインは楽譜の五線と音符を、窓の四角はくちびるをイメージして設計しています。
エントランス
事務室
稽古場
外構工地の施工状況です。
車輛の通路となる部分は、土間コンクリートを打設します。
道路面からの入口となるエントランス周りは、壁床とタイルを張っていきます。
同じく、道路前面に植栽を植えていき完成になります。
防音室の仕上げ工事状況です。
防音仕様、二重構造の壁ボード面を塗装して仕上げていきます。
その後、稽古場となるところには、鏡を貼っていきます。
防音工事の施工状況です。
オペラの稽古場の為、内装が防音仕様になっています。床、壁、天井ともに躯体(コンクリート)と直接接触しないように緩衝材にて絶縁します。
壁、天井については、防音壁、天井と仕上げの壁、天井の二重構造になります。写真は、仕上げ壁の施工状況となります。
グラスウール充填状況
仕上げ天井の下地状況、及び仕上げ壁の有孔ケイカル板 施工状況。
断熱工事の様子です。
断熱工事では発砲ウレタン吹付を行います。発砲ウレタン吹付とはウレタン原液を特殊な機械を用いて混合・発砲させて断熱したい壁や天井に吹き付ける工法です。微細な気泡構造のフォームで形成されていて優れた断熱性能を持っています。
ALC工事の様子です。
ALC工事ではALCパネルと呼ばれる軽量気泡コンクリートを加工して取り付けを行います。
壁、天井下地工事の様子です。
壁、天井の下地はLGSと呼ばれる軽量鉄骨で組み立てています。
サッシ工事の様子です。
サッシは基準の墨を確認して、取り付け位置を確認し、溶接をして固定します。
3階スラブ型枠解体状況です。
コンクリートの硬化が十分でない状態で取り外すと、コンクリートに有害なひび割れが生じます。なので、型枠の存置期間は建築基準法で規定されています。セメントの種類、建築物の部分で存置期間は変わります。
R階の配筋配筋検査の写真です。
配筋検査とは、鉄筋の径、加工寸法、結束、位置、本数、最小かぶり厚さ、鉄筋相互間のあき間隔、帯筋間隔、あばら筋間隔、継手、定着などが設計図書に定める内容に適合しているかを確認する検査のことです。コンクリート打設前に、監理者立会いのもと検査を行います。指摘箇所等があれば是正を行い、その後コンクリート打設を行います。
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3階スラブ配筋の写真です。
写真に写っている黄色いものはメッシュロードというものです。メッシュロードとはスラブなどを配筋した後、配筋を乱さないようにしたり、凹凸を避けるための歩行用の仮設材です。メッシュロードは餅網状なので下が見え、配筋を痛めることなく歩くことができ、 コンクリートの打設などで使われます。
2階立上り3階床のコンクリート打設状況です。
今回のコンクリート打設は打設量が多かったためポンプ車を2台用意しての打設でした。
3階梁配筋の様子です。
柱、壁の配筋の配筋を行っています。その後、梁、スラブと部位ごとに配筋を行います。配筋は建物の耐久性や強度に大きく影響します。コンクリート打設後は隠れてしまうため、コンクリート打設前に配筋検査を行って確認します。
1階立上り2階床コンクリート打設状況です。
生コンクリートは、「練り混ぜから打ち込み終了までの時間」が定められているのが特徴です。外気温が25度以下なら120分以内、25度以上なら90分以内に終えなくてはなりません。間隔が開いてしまうとコンクリートが固まり、欠陥に繋がってしまうとされています。
2階の基準墨出しの様子です。
墨出しは正確さが命です。全ての基準となる墨ですので、正確性が必須です。
こちらは内部足場組立状況です。
足場組立の際に注意すべき最も重要なポイントは安全措置を講じ、現場の安全性を高めることです。厚生労働省のデータによると、建設業で発生する死亡労働災害のうち約半数程は墜落・転落によるものだとわかっています。
1階柱の圧接状況です。
ガス圧接を行い、柱の鉄筋を継ぎ足します。圧接では、金属の表面を密着させて熱や圧力を加えることで、原子同士を金属融合させて接合します。
墨出し状況の写真です。
墨出しとは、設計図面で指示されている建築物の寸法などを工事現場で反映させることです。下書きや目印のようなものです。
1階壁の型枠建込の様子です。
型枠工事は品質に大きく関わっていく為、非常に重要な工事です。建込み誤差が数㎜と、精度が求められてくる作業です。その為、職人の方による高水準の技術力や経験が必要とされます。
こちらは土間配筋の様子です。
埋戻しを行った面に土間(1階床)の配筋を行います。日本住宅では、地面と同じ高さに設けられた部分で、屋内でありながら靴を履いて使用したりするところを土間といいます。
土間コンクリートの打設状況です。
1階床(土間)コンクリートの打設を行います。今回の仕上げはカラクリートという材料を打設後に散布しグレー色に着色して仕上げます。
カラコンクリートの様子です。
カラコンクリートの特徴は、顔料を練りこんであるため、色が剥げたり変色したりしにくく、きれいな状態を長く保つことが可能です。
埋戻しの様子です。
埋戻しとは、建物の基礎をつくるとき、必ず地面を掘削します。この掘削してできた空間を元の地盤レベルまで土を戻して埋めることを埋戻しといいます。
こちらは地盤改良の改良状況です。
地盤改良とは、軟弱な地盤を、強固な地盤へ改良することです。改良する目的は、不同沈下の防止です。軟弱地盤は圧密沈下、即時沈下などを起こします。
砕石敷き状況です。
砕石を敷く理由は、「地盤の安定化」です。根切りをすると、根切り底(砕石を敷き詰める面)が乱されます。乱された土は沈下しやすいので、安定化、平滑化させます。
こちらは基礎型枠建込の様子です。
型枠工事とは、簡単にいうと、コンクリート製の建物を建てる時に、コンクリートを流し込むための木の枠(型枠)を作成することです。コンクリートが固まって型枠を取り外すと建物の形成ができあがります。
この作業は、精度と強度が重要なので、水平・垂直に組み立てられているか注意しながら組み立てます。
コンクリート打設状況の写真です。
コンクリート打設とは、生コンクリートを枠の中に流し込み、建物の基礎を作る作業のことです。「打設」とは、もともと生コンクリートを充填するため、念入りに叩いたり突いたりして空気や水を出したことに由来するとされています。現在では棒で叩くことは少なく、バイブレータや圧送技術などが用いられます。
カラーコンクリートの土間工の様子です。
土間工とは、流し込んだコンクリートを平らにならし、表面をきれいに仕上げることです。また普通のコンクリートはグレーですが、それに無機顔料を混ぜたカラーコンクリートというものがあります。白や黒、赤、黄色などさまざまな色があり、外壁として用いられるほか、建物のアクセントとしても使われたりします。
地足場組立の写真です。
地足場とは捨てコンクリート打設後に基礎工事の際の、材料の運搬や作業用通路などの目的に使用され、地面に沿って低くかけた足場を一般的に地足場といいます。この足場が完成してはじめて鉄筋を組むことが可能なので「鉄筋足場」とも言われています。
こちらは基礎配筋の様子です。
配筋とは、コンクリート内に埋め込んである鉄の棒のことです。コンクリートは押しつぶす力には強い耐性がありますが、引っ張る力には弱いのです。引っ張る力に対する耐力を出すために、中に鉄筋を埋め込むのです。配筋があることによって、引っ張りに弱いコンクリートの弱点を補えます。建物の基礎には配筋はなくてはならないものなのです。
こちらは基礎フーチングの打設です。
フーチングとは建物の基礎を構成する一部分で、荷重を分散させる役割があります。床の下には地中梁という荷重を支える部分があり、フーチングは地中梁の基部に当たります。地中梁よりも幅が広くなっているのが特徴です。
捨てコンクリート打設の様子です。
捨てコンクリートとは、建物を建てる前の地盤の上に使用されるコンクリートのことです。建物を建てるためには基礎工事をしなければいけませんが、基礎工事の前に捨てコンクリートを5センチほど流し込む作業が必要になる場合があります。「土台をつくるための土台」といったイメージです。
このコンクリートは直接的に建物の強度に関係するものではなく、土地の状態などによっては使用されないこともあるため、捨てコンクリートという名前がついています。役割としては作業性の向上です。地面が砂利などの場合はボコボコしていて作業がしにくいですが捨てコンクリートを流すことで平面になります。また、基礎を乗せる部分の状態を改善することも可能です。
地盤改良杭の試験杭立会の写真です。
地盤改良杭とは地盤補強工事のひとつです。軟弱地盤に施工した杭の上に建物が載ることで、建物が沈まないようにします。
こちらは地盤改良杭を打設しているところです。
地盤の固さや建物の構造によって杭の種類も違ってきます。
根切り工事の様子です。
根切り工事とは地面下の基礎やピットを作るため地面を掘る工事のことです。ビルなどを建設するとき、まず初めに地中に建物の土台を作る工事を行います。建設する建物の高さによって、掘削する深さや土量は異なりますが、どの建物にも施される最初の工事にあたります。
施工前の写真です。
山留工事の様子です。
山留めとは、地盤を掘削するとき、周辺地盤が崩れないよう設置する「構造物(主に壁)」のことです。山留めで設ける壁を山留め壁といいます。
まず地中の中にH鋼を入れるために穴を掘ります。そしてH鋼とH鋼の間に矢板を入れます。これで土が崩れるのを防ぎます。