この夏は熊本地震、北関東、千葉の豪雨 など災害が続いています。災害に遭われた方々には。心よりお見舞い申し上げます。

大きな災害に遭うことなく、自分がいままで平穏な生活ができてきたことは本当に幸運なことだとつくづく思います。

7月に家内の父の法事で奈良に行きました。家族の予定が合わず1泊2日の日程でしたが、せっかく行くのだかいろいろと観光もしたいと思い、法事が行われる前日に慌ただしくいろいろと見て回りました。

新幹線で京都駅着10:00 最初に行ったのが京都御苑内で京都御所近くにある京都迎賓館です。事前予約が必要です。ガイド付きで90分くらいかけて建物内を巡ります。
暑い日でしたが、室内なので冷房がきいて涼しいし、人数も25人程度でゆったり見られてよかったです。ただ建物に入るまではボディチェックや持ち物検査など
セキュリティはきびしく、ガイドさん以外にも建物を傷つけたりしないよう、もう一人見張りの人が一緒に廻ります。

東京の赤坂にある迎賓館と同じく各国の大統領や国王など国公賓の賓客をもてなす国の施設です。
日建設計が設計し2005年4月に開館した和風建築の佇まいの建物です。(純和風建築ではなく、現代の技術をふんだんに取り入れた現代和風建築です。来賓の女性がハイヒールの靴を履いたまま木の床の廊下を歩けるように無垢の木ではなく、特殊加工をしたラミネート合板の床材で仕上げていたり、座るのがなれていない海外の人のために和室の晩餐室は掘り炬燵のようになっています。また、屋根は合金のニッケルクラッドステンレス仕上げ一文字葺きです。)
同じく京都にある桂離宮のようにシンプルでありながら現代の斬新なデザインや名工たちの技術がちりばめられています。
海外から来た人に日本の伝統的技能を伝えるため、現代の名工たちが大工技術だけでなく左官や建具、畳など技術を遺憾なく発揮しています。
(釘隠しの金物や、襖の唐紙、障子紙、壁の聚楽、畳の織、畳縁など細部にいたるまで一つも手を抜いたところがありません)
また、調度品も人間国宝が伝統技能を活かした 竹工芸、漆、螺鈿、西陣織、蒔絵などがあり、すばらしく、海外からきた国賓クラスの人たちは日本人が作る、洗練されたデザインで完成度が高く、細部までこだわりぬいた繊細な技術に圧倒されると思います。わたしは床に置いてあった行燈と舞台扉の装飾(キリガネ)が特に良かったです。

 

京都迎賓館エントランス側外観エントランス側 外観 屋根は一文字葺きで合金のニッケルクラッドステンレス仕上げ 色も落ち着いた感じでよく、すっきりしたデザインです。

京都迎賓館エントランス

 

エントランス扉 樹齢700年の欅一枚板

正面エントランス外部

 

 藤の間(会食や歓迎式典で使用)

開口部20mくらい無柱です。

壁面装飾  幅16.6m、高さ3.1m 綴織の技法で織った織物です。川島織物だそうです。

舞台扉 キリガネ

フローリングは木+プラスチック木繊維とプラスチックポリマーの混合物から作られており、かなり高画像木のプリントがされており本物の高級なフローリングに見えます。これも現代の匠の技だと思います。

行灯

折り紙をイメージした照明です。

 

桐の間 天井は吉野杉12m一枚板 テーブルは掘り炬燵仕様

畳はイグサの良い部分のみ使用

 

中庭の日本庭園も美しい

渡り橋を境に錦鯉いる池と日本の田園風景をイメージした池が建物に囲まれています。

稲穂のイメージ

奥に見えるのが渡り橋

船着き場

夕映えの間 比叡山

夕映えの間 愛宕山

下鴨神社近くのうどん屋で昼飯は九条ネギうどんを食べました。 ネギはストップするまで永遠にもってくれます。(2回でストップしました。)美味しかったです。

 

 旧三井家下賀茂別邸(1925年)

 

鴨川

下鴨神社入り口

 

下鴨神社 たまたま、みたらし祭ですごい人でした。

みたらし祭とは境内に湧き出る御手洗池に足を浸し、無病息災を祈る神事だそうです。私もわけがわからないまま池に向かい足を浸し湧き水のご神水をいただきました。冷たくておいしかったです。

 

 奈良公園 鹿がいっぱい。

明治時代に建てた奈良の監獄です。2017年まで少年刑務所として使われていた重要文化財の建物です。星野リゾートが今年ホテルにリニューアルして開業しました。なかなか予約がとれないそうです。

 

東大寺二月堂 国宝に指定されています。3月にお水取りの行事が行われる所です。初めて夜にきました。

オールナイトで入れるそうです。東大寺の屋根の奥の夜景がきれいでした。人が少なく、静かで落ち着きました。穴場でした。

翌日、家内の母が住むシニアマンションで法事を行いました。法事の後、ごちそうをいただきました。どの料理も美味しかった、ごちそうさまでした。