いつになく曇りと雨が続く8月です。
休みの土曜日、ラジオで時々耳にしていた”大和骨董市” に出かけてみました。
今まで骨董市と名の付くものは暮れと新年に開催される”世田谷ボロ市”しか行った
ことがありません。 それも通りでいただく温かい甘酒目的でしたが。
大和骨董市は毎月第三土曜日に小田急線大和駅をはさんで両側に多くの店が出展して
行われます。
今月の開催日は8月19日(土)。 オープンの7時に行けばよかったのに、高校野球中継の
第一試合を観てから大和駅に着いてみると、夏空が広がってうだるような暑さでした。
既に多くの人が集まっているのと、暑さに冷静さを失い、普段なら手にしないような
物に舞い上がってしまったり、感心したり。
骨董独特の匂いというか、押入れの匂いにというかが辺りに漂っていました。
刀の柄等から始まって、古銭、工芸品、絵画、レトロな玩具、食器、着物類、エスニックな品々、
レコード、古本、家具、仏具、工具、アクセサリー、なぜか試験管やフラスコの類、他。
広場では何組かのミュージシャンの演奏もありました。
思わず買いそうになってしまったものは、タッサーシルクという野蚕からとった
シルク糸と、それで編んだストールです。
糸は手織するのにちょうどいい太さでしたが、素人が織るにはもったいない糸で諦め、
ストールも持っている物すらしないのにと自制しました。
着物や帯もびっくりするくらい(500円から)安くて、自分で着付けが出来たら欲しいなと
思うほど美しいものもありました。
結局、感心しつつも買わずに帰ったのですが...。
この近くでは毎月1日の町田天満宮がらくた市、 毎月第三日曜日の高幡不動ござれ市などが
あるそうですが、業者さん目線ですと町田が良いものがあるということでした。
帰りながらショッピングセンターに寄ってみると、すべてがピカピカに光って見えました。
やっぱり新しいほうが好きなのかも知れません。
夕方、ものすごい雷雨になり、ちょっびり楽しみにしていた多摩川の花火大会は中止となりました。
今は順延ではないのですね。